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株式会社シーザートレーディング
TEL.042-480-2222 (営業時間10:00~20:00)
東京都調布市西つつじヶ丘1-58-12
BENTLEY | |
MODEL | NEW AZURE |
YEAR | 2007’ |
EXTERIOR | METEOR TOP:「Beige」 (メテオ 流星)メタリック 幌「ベージュ」 |
INTERIOR | PORTLAND & FRENCH NAVY -LEATHER (ポートランド & フレンチネイビー コンビレザー) |
PRICE \¥ | ASK |
MILEAGE | 31.995 km |
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ディーラー車 右ハンドル V型 8気筒 OHV 6761cc 水冷インタークーラー付き「ツイン・ターボ」 6速AT 457馬力/4100rpm トルク:89.2kgm/1800rpm 最高速:274km 0−100km :5.9秒 全長:543cm 全幅:192cm 全高:149cm 車重:2710kg 定員:4人 装備: Wエアバック、電動チルトハンドル、ABS、電動格納式ミラー(ヒーター付き)、 前席パワーシート+シートヒーター、Fメモリーシート(4人) +Fランバーサポート、前後パーキングセンサー、 収納式フライングBマスコット、 他フル装備 純正オプション * 「19インチ・6本スポーク・クロム・アルミホイール」 * 「クロム・メッキ・ミラーカバー」 * 「ウッド・コンビ・ステアリング」 後付け装備: * インダッシュHDD「カロ」・ナビ・地デジTV * バックカメラ連動 *「ETC車載器」 内外装機関ともに稀に見る超極上車! 車検: 令和6年(2024年)7月27日までに付き、「2年付き渡し」 |
COMMENT | 「NEW アズール」物語: 2003年で途絶えていた「アズール」の新型モデル。 2006年から2009年の間にのみ生産された「NEWアズール」 生産台数:「716台」 内、右ハンドルは、「131台」! ただでさえ国内ではみかけない「NEWアズール」 中でも、ディーラー物・右ハンドルは、極めて珍しい。 2005年1月、ロスのモーターショーで突如「アルナージ・ドロップ・ヘッド・クーペ」 として発表される。 同年9月には、正式に「アズール」と命名。 発売は、2006年末から、国内には、2007年から導入される。 ベースモデルは、最終型「アルナージR」 機関系(エンジンも含め)「アルナージR」スペック 全長、543cmにも及ぶ この巨大なオープンカーのボディ剛性強化で、「R」より 130kg増量となる。 その分、走行時の安定感たるや、なんともバツグンである。 ボディデザインは、「コーニッシュ」のラインをオマージュして作られたそうだ。 なるほど 最終型「R」ベースであるから: ・ 排気量が、6747ccから 「6761cc」に! ・ 4速ATから ZF 6速ATに! ・ ターボ・タービンが「ギャレット」製から「三菱」製に! ・ シフト・ゲートの変更(MTモード付に) ・ インフォメーションパネルの進化(造作も異なる) 機関的も「アルナージR」と同じスペックであるから、 ・547馬力 ・トルク:89.2kgm ・最高速:274km (Rは270kmだけど) このスペックは、2006年モデルの「アルナージT」と ほぼ同じ = 必要にして十分以上 2007年以降セダン・モデルに先行して、 可降式「フライングB」マスコットが付く。 このマスコット、新デザインで、以前と「B」の向きが 逆になっている。 逆にしたのは ある種 正解で、「本物ベントレー」=1920年代の 「WOベントレー」時代の「B」と同じ向きとなった。 「アルナージ」も「NEWアズール」も、この「6速AT」となった最終モデルで、 その集大成を見る事ができるが、07’〜09’この間に新車を購入された方は極端に少ない。 08年9月には、「リーマンショック」、、当時は、そう、、安価な「コンチGTC」 の全盛期だった。 2007年 「アズール」新車価格:4000万円! 「コンチネンタルGTC」は、2470万円 販売期間、3年、2009年の新型モデル「ミュルザンヌ」の登場で、生産中止。 国内には、1桁台数しか住んでいないと思われる。 しかも、 当個体の様な「右ハンドル」となると、完全オーダー物だから、 重要文化財に指定してほしいくらい。 どのみち、「右」は、世界に「131台」。 さて、当個体の お話 2007年モデル 「NEWアズール」 ディーラー車 右ハンドル 以前 弊社で販売させていただいた「シーザー認定号」! 無敵 おまけに、「31.995km」! おまけに、外装色は「メテオ」=「流星」! おまけに、最高のコンディション! もうこれは、お写真で ご覧いただいた方が早そうだ では、怒涛の「163枚」の お写真と共に、更に「内外装編」「機関系編」と詳しく |
外装は、「メテオ」 = 「流星」メタリック なんとも小粋なカラーである。 カラー見本にも存在する純正カラーで、例えようのない薄いブルー系カラー、、実に お上品、 「アズール」というモデルには、ピッタリ! キレイ”! 巨大なオープンカーであるが、この お洒落カラーが大きく見せない。 塗装コンディションも申し分なしの◎! オプションの「19インチ・6本スポーク・クロム・アルミホイール」が足元を際立たせる。 「幌」は、「ベージュ」 メテオとの相性も文句なし。 幌自体も◎コンディション。 フル電動オープン! スイッチを押すと、まず、窓ガラス 4枚が下がり、幌の開閉が始まる。 オープンに「24秒」 クローズに「28秒」 開閉の儀式は、ダイナミックで、観ていて飽きない。 もはや、幌構造に「木」は使われていないので、雨も歓迎。 全天候型オープンカー。 リア・スクリーンは、「熱線入りガラス」なので、曇ることもない。 このガラス、「リピック・ガラス」と呼ばれる品で、クロアチア産ガラス なぜか、アクリル板のように柔軟性がある。リア・スクリーンは、最初から僅かに湾曲しているが このガラスなら割れることはない。 何よりの進化は、、旧アズールの幌は閉まるとき、バッターンと勢いよすぎに閉まっていたが、NEWの幌は ちょい手間で一旦とまり、そこから ゆっくり閉まっていく ので、バターン音もなし。 内装は、 メインに「ポートランド」レザー さて? 私のようなオタク、もとい、マニアになると、「ポートランド」とした、その心(意味)を 知りたくなる。 で、調べるよね。当然 まずは、「ポートランド」は、イギリス海峡にある小さな島(縦:6km、横:2.7km)人口、1万3千人ほど が、「ポートランド」の名は、ロンドンっ子なら、誰でも知ってるそうな、、なぜって、この島の特産物が 「ポートランド・ストーン」と呼ばれる石灰岩、、大昔から採掘されていて、英国の格式ある建造物は、 この石が使われている。例えば、「バッキンガム宮殿」「ウエストミンスター宮殿」「大英博物館」などなど ロンドンじゃ「ロンドンの石」と呼ばれているって。 で、この石の色が、こんな感じの白っぽいベージュ色、、なるほど。 オープンカーなら、こんな軽やかな色が似あう。 ダッシュ上部、ステアリング・コンビ部に、「フレンチネイビー」を配す という上級者仕様。 革のコンディションも、これまた◎、申し分なし。 この時代、もう「コノリー」は使われていないが、職人の製作工程は変わっていない。 完全ハンドメイドで張られていく。 革の裏には、職人のサインがあり、後に(数十年か百年後か)誰かが革を張り替えるとき、 誰の仕事だったのかが分かる。 だが、その職人の名は後世に残ってはいまい、、、 それでも、「誇り」だけは残る。 我々が、「革」を張り替える時は、その職人さんに挑戦する気持ちで挑む。 注)このモデル、全てが、革はテンション低めで張られているので、新車時から、ヨレヨレしている。 「ウッド」は、有料オプションの 「バー・オーク」! 高級木材「オーク」の さらに貴重〜な「根っこ」スライス・ウッド。 日本で言う「ナラ」の木 = どんぐり の木 「ウォールナット」は「くるみ」、「オーク」は、「どんぐり」 この木の実がなる系の木は、根っこが うねりやすい(よい杢がでる)。 自然木であるから、1台づつ、杢(木目模様)は異なる。 もう芸術品っ。 北欧のホワイトオークと推測され、一見、バーズアイメイプルのようにも見えるが、うねりが違う。 このウッドも、オープンカーには最強アイテム。 同じく有料オプションの「ウッド&レザー・コンビステアリング」もナイスなセンス。 「カロッツェリア」のHDDインダッシュ「ナビ」「地デジ」「バックカメラ」で即戦力! |
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1959年から基本設計を変えず使い続けた ハンドビルド、ロールスロイス製「V8」 古き良き時代のベントレー継承シリーズである。 457馬力は、十分過ぎる数字であるが、やはり ロールス&ベントレーってのは、馬力なんかより、 トルクが大事、 ずおおおっ て感じで走らせて なんぼ の車であるから、大トルクこそ命。 当モデルの、89.2kgmのトルク、、これこそ、ベントレーだ。 走ってみた: コクピットに座ると まず 目を引くのが、メーターパネル クラシックな「マグノリア・パネル」、、実にシックだ。 キーを右に回し、3秒待ってから、再度右に回す。 キュルキュル ドルンとV8が目覚める。 30年以上もロールス屋やってるから、もうお馴染みの音 エンジンは静か、、 だが、ひとたびアクセルを踏み込めば、世界は一変する、、 この豹変ぶりに 惚れてまう。 やっぱね、現行ベントレー(VW製)、現行ロールス(BMW製)エンジンと「ロールス製エンジン」は 別物。 足回りのセッティングも絶妙、硬すぎず、柔らかすぎず、ボディ重量が2700kgもあるので、 その重厚感、安定感は、ほかモデルでは体験できまい。 走ってもそう、近代モデルながら、その匂いは、クラシックカーの世界に近い。 ゆったり走らすと 「コーニッシュ」の世界 少し速く走らすと 「旧アズール」 の世界 アクセル全開で 「アルナージT」の世界 3つの世界が楽しる。実に都合の良いモデル。 2020年4月: この「ロールスロイス製エンジン」の生産中止が発表された。 つまりは、このエンジンを載せた後継モデル「ミュルザンヌ」の生産中止という意味でもあった。 そして、ベントレーのフラッグシップモデルは、「フライングスパー」が担うことに、、。 「ミュルザンヌ」ベースのオープンモデルも一時企画されていたが、結局、カタログモデルとして 発売されることはなかった。 つまり〜 天下の名機「ロールスロイス製V8エンジン」を積んだオープンモデルは、 この「NEWアズール」が最後! これは、のちに大きな意味を持つことになるが、、 今は、まだまだ「中古車」時代、楽しみましょ 今のうちに、じゃんじゃん乗って 思いで作り。 伝説の「ロールス製エンジンを積む・最後のオープンカー」! 「一時預かり人」募集〜! |
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